桜小川建築 三重県四日市市桜町の大工です。自然素材や手刻みにこだわって家を造っています。

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T様邸耐震補強工事 08/12/29up

以前、少し工事させていただいたお宅ですけど
旧伊勢街道沿いで基礎がなく石の上に建つ100坪ぐらいな立派な家

いろいろ痛んできて床がさがったりしている。
大きな地震が来る前に補修。補強したい

壊して立て直す?そんな選択肢もありましたが
施主様は悪い所を直すっ。。と決断され大がかりな工事が始まりました。

施工前 解体しジャッキであがて腐って
きた土台をとりかえます。
その下にコンクリートを流して
ベタ基礎にしました。
和室の床も石はそのままで新しくしました。 和室のよしずの夏障子。
冬障子と取り替える時期でしたので
全部建具調整をしました。
壁ははきだしを中窓にかえて
筋交、金物、構造用合板などで補強しました。
和風 腐っていた桧の土台。
おつかれさまです。

キッチンの工事です。

同じように解体、補強、新設 この土台を取り替えるのがすごく大変でした。
コンクリート打設 構造用合板をはって防湿シート、
下打ち、鋼板仕上げです。
外壁をはがして補強しました。 この家の建具を全部調節
70本ぐらいありました。

工事の前に、図面を書きました。
それを元にお見積もりさせていただき
施主様にもここをどうやって補強するのか?
どうなるのか? しっかり理解していただいてから工事しました。
もちろん解体してみないとわからない 部分もあり、
現場あわせにもなりましたが ほとんど図面ととおりにできました。

またこの図面集は施主様にも渡してあり
何年経ってもよくわかると思います。

解体時に出てきたこの家の図面板の一部
何年経てば木がこんな色になるのかな?
蔵の外壁張り替え 蔵の外壁張り替え
外壁の完成
蔵の外壁張り替え 蔵の外壁張り替え
蔵の外壁張り替え工事もしました。

 

暑い夏から工事が始まりました。
施主様にも相談しながら、協力していただきながら どこまで補強すれば安心できるのか?
もちろん予算もある。
そのなかで一番良いと思う仕事をしました。

解体しているときも この家をずっと前に建てた時の証拠をみつけたり
大工さんのいろんな継ぎ手や仕口を見れたし
階段の手すりに遊び心も見れた。

土台を取り替えるときも こんな柱切っても大丈夫?ジャッキは頑丈?
なんてドキドキしながらでしたがうまく耐震補強工事ができたと思います。

施主様も黒光りしてる床板を磨いたり、障子をはりかえたり・・・・
蔵から古いたんすを出してきて
「大工さん ここ直して〜〜」って。。はい。いいですよ(^^ゞ

使い慣れたまな板を、「コレけずって〜〜。」はい!

施主様の「古い物が愛おしく思えてきたっ!」という言葉が一番印象に残っています。

建て直しじゃなく修理でよかったとおもいます

工事中に私のブログを読んでくれて
「大工さんが毎日何を考えて仕事してくれてるのかよくわかる」
って言ってくれたり

私の誕生日を祝っていただいたり
嬉しいことがいっぱいあった現場でした。
長い間本当にお世話になりました。

約4ヶ月間、10時と3時に必ずお茶をだしていただいたみなさまにすごく感謝しています。

ありがとうございました。
また、なんでも言ってくださいね。

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