|  天理教縣神分教会Part10 04/4/6up | 
                
                  | 今回はの天理教縣神分教会の最終回です。 | 
                
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                  | 完成です。 東の方から見るとすごく目立ちます。
 | 正面から。きつね格子も いい感じの色になってきました。
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                  | 玄関まわりの柱や桁は日焼けや汚れを 取りました。樋も豪華ですね。
 | 桧板がきれいです。 | 
                
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                  | 長い軒もきれいです。 | 玄関から祭壇を見たところです。 とても奥行きがあります。
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                  | 玄関のケヤキの上がり框です。 玄関に入るととても目を引きます。
 | 参拝所から上段は欄間が取り付けられ 天井付けの大きなエアコンもあります。
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                  | 御簾なども付けられ、 かなり神殿らしくなりました。
 中央の鏡は「神鏡」というそうです。
 | 障子の腰板は施主様の御知り合いが 密かに残してあった?桧で作りました。
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                  | 玄関の格子天井です。天井板は合板で その上にボードが隠してあります。
 照明器具もイメージスケッチからの
 特注品です。
 | 御守所は図面では 小さなキッチンセットでしたが
 こんな感じのちょっとした水屋風
 になりました。
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                  | 神殿より渡り廊下で母屋に繋がります。 | 松の地板の飾り棚です。 ここも最初は物入れの予定でした。
 腰板は杉、床板はかりんです。
 私の作った階段ですが、
 乾燥のため小さな隙間が・・・
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                  | こんな看板も 工事中に建てさせて頂きました。
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 どの現場もこうやって図面を一冊の本にします。造作中は現場に置いておき、どの業者さんが来てもコレを見ればすぐわかります。
 建材屋さんに注文した材料や変更になった図面も全部書き込んであります。
 工事が終わって何年経っても見直したりできます。
 これは小川建築の財産ですね。
 親方は何冊目?私はう〜ん?3冊めか。
 
 
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 この神殿の墨付け、刻みから完成まで私が撮った写真をCDに入れて施主様に見ていただきました。(500枚くらいある)
 途中の写真はなかなか撮れないし、建て方の時は撮るチャンスを逃してしまったり・・
 でも、小屋組の写真などは大工の私でしか撮れないので良かったと思います。
 ここはこんな木材が使ってあるとか、施主様も私も良くわかる方法だと思いました。
 これは、私の仕事として続けていきたいです。
 
 
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 「棟梁さんに感謝」
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                        | 天理教縣神分教会の創立70周年を迎える旬に神殿建て替えの話が立ち上がりました。
 教会長始め、役員、信者一同の希望で純木造で建てようということになりました。
 建築業者は「桜小川建築」さんと決まり、
 社長である「棟梁」氏には、この神殿普請に誠心誠意取組んで頂き、
 一年をかけて、使う材料は良材を求め奔走されたり、
 また何かと決まりごとの多い神殿づくりにご苦労を頂いたようでした。
 工事期間中は、各業者さんとの連携も良く、順調に進み
 安全第一、無事故で予定よりも早く完成されたことは誠喜びの一言に尽きません。
 完成された建物からは麗しい木の香りと木の温もりが自然に漂ってきます。
 棟梁さんはじめ、各協力業者の皆様に心から御礼を申し上げます。
 
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                        | 天理教縣神分教会会長   森一樹 |  
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 昨年の5月に建方をして、もうすぐ一年です。土砂降りの建方から本当にスゴイ神殿が完成しました。
 まず、大量の木材が工場に搬入され、親方が墨付けをして私と弟できざみました。
 工場の床に屋根の原寸図を描いたり、組み立てたり。
 木材はほとんどかんな仕上げで米ぬか磨き。
 (大変でした〜)
 私の一番は丸柱の仕上げです!!
 内丸かんなを作り、研いで・・・普通に削れるまで丸一日かかった事をよく覚えています。
 私はきざみをしていても、建方はよくわからん?という感じでしたが、
 親方の頭の中には全部入っていて・・・だからこそ今の完成があるのだと思います。
 もし、いつかこのような仕事を授かったとしたら
 私ができるように毎日がんばろうと思います。
 
 天理教様とはあまり関係の無い私共に、
 辰巳造園様との縁でお知り合いになることができ、
 このようなすばらしい仕事に携わることができました事を感謝いたします。
 関係者の皆様、本当にありがとうございました。
 
 
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