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天理教図面を見てみる
天理縣神分教会Part3(建前工事2)03/7/14up
  2003/5/9 建前二日目:快晴!
陸梁・真束・ほおずえなどがあり、金物補強もしてあります。
いよいよ合掌を取り付けます。組方の時に下で組んでおきました。7組です。
建物内部の様子 合掌に母屋をはめ込んでいきます。
これも母屋、てり屋根になる下地です。 近くで見るとこうなっています。
合掌と母屋を下地にてり屋根を仕上げる。
親方が計算(工場の床に原寸図を書いて)したすごい木組みです。
木組みが美しいのは日本の建築の良さ 2日目終了、小屋組の上は気持ちがいい


 お施主様からも「記憶に残る建前だった!」と言っていただきましたが、初日のどしゃ降りには本当に参りました。材料を刻むだけでも、かなりの時間をかけて仕上げています。3人ですべての材料をきざみ、柱は手かんなで仕上げ、米ぬかで磨いたという、自分でも思い入れのあるものだっただけに、建前の前は落ち着きませんでした。

 そうして、今回の建前で合掌・母屋のてり屋根の木組みを見て、「木組みすべてが親方の頭の中には、全部入っているんだろなー」と思うと、改めて「やはり親方はすごい!」と感動しました。応援に来てくださった多数の大工さんも、本当にありがとうございました。

 ここで少し、、、大工さんは仲間は、建前の時はみんなで助け合うのです。ご存知でした?みなさんも建前をされると、お分かりになると思いますが、息の合った仕事で、建前がスムーズに進みます。小さな地域の大工さんにとっては、このような助け合いがあってこそ!なんですよ。

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